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2018年6月7日

【洞爺病院】広報誌「とうや湖畔だより16号」が発行されました

洞爺病院の広報誌「とうや洞爺湖畔だより16号」が発行されました。

以下の洞爺病院のホームページからご覧になれます。

洞爺病院とうや湖畔だよりのページ

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2018年5月31日

【函館病院】広報誌「スイング第34号」が発行されました

函館病院の広報誌「スイング第34号」が発行されました。

以下の函館病院のホームページからご覧になれます。

函館病院お知らせページ

 

2018年1月4日

2018年 年頭所感 北海道の地域医療は協会病院

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 北海道は昨年11月から、例年より早く厳しい冬模様が続いておりましたが、年越しは一転して、とても穏やかでしたので、ゆっくりできた方も多いのではないでしょうか。

平成30年の年頭にあたり、北社協がこれから向かうべき方向などについて述べたいと思います。その訳は、自分達が「どこから来て何をしてきたのか」ということは、言わば過去のことですので変えることはできません。しかし、これから向かう先は自ら選ぶことが、つまり変えることができます。ですから現在進行中の私達には「どこから来たのか」を理解することも大事ですが「どこに向かうか定めること」は、もっともっと重要なことだからです

 
 私は、約3年前、平成27年3月に理事長に就任しましたが、以来、節目の挨拶では、私達の北社協という組織は「どこから来たのか、何者なのか」ということを繰り返し述べてきました。その理由は、この組織が新たな進路・未知の方向に進む必要があったからです。このとき、誰もが不安になったり迷ったりするはずですので、それを乗り越えなくてはなりません。そこでまず北社協設立の経緯と趣旨を明らかにし、正しい現状認識を加えたうえで、我々が選択すべき道を示し、全職員が同じ方向を向くための事前準備をしたつもりです。

 おさらいになりますが、北社協の前身となる組織は20世紀初頭から北海道庁に存在していましたが、実質的には1922年(大正11年)、皇太子迪宮裕仁殿下御来道の折に御下賜金あり、それを増殖することによって本格的な活動が開始されています。この経緯は、規模が格段に違いますが、恩賜財団済生会の由来と近似するものです。設立の趣旨は「北海道における福祉・医療過疎の軽減」ですが、間もなく設立100年を迎えようとする現在でも、この趣旨はまったく変更する必要はないものと考えています。
 現状認識も繰り返しになりますが、4年前から事実上の銀行管理下というきわめて厳しい経営状況ではありましたが、ここ2年ほどの努力が認められて昨年4月から自主作成による「中期経営計画2020」が始動し、今はその真只中にあります。
 各施設でこの新たな計画を立てる際、自分達をよく知ることが必要でしたので、SWOT分析に多くの職員に参画してもらい沢山の考えを集め、活発に意見交換されることによって、認識が共有されるという効果を期待しました。また、同時に弱み・欠点や脅威のみならず、今まで気づいていなかった良いところなども発見していただけたのではないかと思います。
 こうして出来上がった「中期経営計画2020」は、いわゆる2025年問題を見据えた地域包括ケアシステムも念頭に作成されているのですが、その中に「どこに向かうか」がかなり明確に示されております。作成には本部も関わって一緒に検討しましたので、経過とともに現状に即した微調整がありうるとしても、骨子を大幅に変える必要はないと考えています。

 その骨子について、7病院の立地条件や規模は違いますが、北社協のミッションは「生活圏の重要なインフラとして地域を支えること」と明確ですので、下記2点は共通しています。

1 時間内/外を問わず病気や怪我で困っている方々に即時即応する姿勢。

2 急性期のみならず回復期機能を拡充する、つまり、短期入院治療だけでは不十分な在宅復帰準備機能を充実させる方向に向かう。

ということです。

 

 そこでやはり大切なことは、職員全員が地域のため自分たちのために、各病院・施設を守るという強い気持ちを持ち続け、地域住民に心から必要と認めてもらえるよう、皆で知恵を絞り、力を合わせることと思います。

 目指すは「北海道の地域医療は協会病院」と言っていただくことです。

 

 ところで、本部の施策について、一昨年から、事務部長の本部付け・適材配置、看護局長配置、共同購買、給与や診療材料費など支払いの集約化、経営責任者育成セミナー開催、各病院にはナーシングスキル導入、ネット環境整備、岩内病院における透析事業開始、ならびに小樽病院の周産期医療再開のサポートを行いました。また、医療安全、診療技術部、CEなどの各種会議を招集し、薬剤師確保対策も強力に展開しました。

 私達の北社協を維持・発展させるためにもっとも重視していることは、人財の確保です。有資格職員の新規獲得は勿論、現職員の育成にも組織を挙げて取り組んでまいります。そのための各種セミナーや研修を企画しておりますので、職員の皆様には積極的な参画をいただきますよう、お願いします。

 それらの企画では、個々のスキルアップに加え、施設間の交流が活発化することにより組織の一体化がもたらされるものと期待しております。

 

 最後に、今年の目標を3つ掲げたいと思います。

1 7病院会計の単年度連結黒字化

2 借入金の利率整理

3 多言語対応の準備

 1については、あと4億円程度の改善が必要です。これは大きな数字に見えますが、各病院で予算を着実に執行することにより、十分達成可能と考えております。このためには「油断なく日々を積み重ねること」が肝要で、この点、経営のトップのみならず全職員でその意識を持ち続けていただくよう、強く希望します。

 二つ目の、借入金の利率整理についてはまさしく本部マターですが、法人全体の累積借入金は約120億円という巨額なものです。この1%は1億2千万円、2%で郷ひろみですね。金融機関に交渉のテーブルに着いてもらうためには、上述の単年度連結決算の黒字化が必須条件となるでしょう。だからこそなんとしても単年度黒字化というこの一線を、山を越えなくてはならないのです。

 三番目の多言語対応について、これは外国人患者を積極的に受け入れることを主目的にしたものではありません。7つの病院は偶然にも観光地に立地しており、否が応でも外国人観光客等への対応をせざるを得なくなっておりますが、通訳を潤沢に揃えることは現実的に不可能です。そこで、タブレットなどのIT機器やAI機器、ソフトを活用して正確な対応ができるようなツールを開発し、その訓練も含めて、徐々に拡げたいというものです。

 

 以上、毎年同じことを申しておりますが、この一年、今年一年が正念場です。個々の努力は細やかなものかもしれませんが、それを結集させて大きな力とし、雲の上からの景色を一緒に眺めに行きましょう。

 

社会福祉法人 北海道社会事業協会

理事長 吉田 秀明

PDF版はこちらからダウンロードできます。

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